11・18革共同関西地方委員会党員総会において
「関西WOB」の凍結および「11・6政治局決定」弾劾決議を採択

革命的共産主義者同盟関西地方委員会

1)革共同関西地方委員会は、11月18日大阪府下において革共同関西地方委員会党員総会を開催した。この総会には、大阪・京都・兵庫・奈良の各府県委員会、国鉄・全逓・教育労働者・自治体労働者・医療・民間・合同労組の各産別委員会、入管戦線・部落解放戦線・「障害者」解放戦線・女性解放戦線・在本土沖縄戦線・反軍戦線のすべての戦線および社細胞から関西地方委員会の過半数を超える党員が参加し、革共同の再生のための歴史的出発点を切り開く画期的な大成功を収めた。
 総会は革共同中央によるあらゆる妨害をはねのけ、国家権力および反革命に対する万全の防衛体制の下で集中した報告と討論がおこなわれ、「関西WOB」の凍結、07年7月テーゼの撤回要求などすべての議案・決議が採択された。

2)とりわけ今総会を開催する直接の契機となった、「関西WOB」問題については、関西地方委員会書記長から詳細な事実経過およびその問題点が報告された。この報告を受けて参加した同志たちの活発な討論が行われたが、その中で革共同中央による組織破壊行為の実態が暴露され、弾劾された。
 こうした討論に踏まえて「関西WOBの凍結を求める」議案が挙手によって採決された。採決の結果は、保留1名をのぞく全員の賛成によって「関西WOB」の凍結が決定された。関西地方委員会の多数意見を無視して「関西WOB」の強行してきた一部の地方委員による組織破壊行為についに断が下されたのだ。卑劣にも総会をボイコットした一部地方委員らは直ちに組織破壊行為を中止し、関西地方委員会の旗のもとに復帰するよう通告する。
 また中央WOBから関西WOB委員に指名された同志諸君に告ぐ。諸君らはこの党員総会の決定に従い、ただちに関西地方委員会のもとで関西労働者組織委員会を強化する闘いに合流するように呼びかける。

3)総会は党員総会実行委員長が開会宣言を行い、議長団、議事運営委員会、書記を選出した。最初に「11・6政治局決定」を弾劾する議案が、関西地方委員から提案された。その中で「11・6政治局決定」の中身は多くの事実誤認が存在すること、同盟規約に照らせば政治局には「関西地方委員会の執行停止処分」にする権限はないことが明らかにされた。そしてこの前代未聞の暴挙を行った政治局を弾劾するともに、ただちに「決定」の撤回を求めることが提案された。
 討論のなかでは、政治局は「11・6政治局決定」を関西地方委員会に通知する前に、大阪府委員会に下ろして「党員総会のボイコット」を討議させていたことが明らかにされた。こうした政治局によるスターリン主義まがいの情報操作と陰謀政治に対して驚きと弾劾の声がまきおこり、圧倒的な拍手で「11・6政治局決定」を弾劾しその撤回を求める決議が採択された。

4)さらにこの間の党内差別事件の根源となっている「07年7月テーゼ」の撤回を求める決議、広島部落差別事件に対する革共同中央の自己批判を求める決議、改憲阻止闘争の爆発をかちとる決議、総会から逃亡した地方委員に対して11月25日に開催される関西地方委員会への出席を求める決議が提案された。これらの提案に対して部落青年戦闘同志会の同志はじめ、多数の同志から、広島差別事件を居直る革共同中央を弾劾する意見が次々と表明され、すべての決議案が圧倒的な拍手で採択された。

5)今総会の議事は二人の議長団によって民主的かつ公平に運営され、発言は、部落青年戦闘同志会、FS細胞、マルクス主義青年労働者同盟の諸同志からはじまり、大阪・京都・兵庫・奈良の各府県委員会、教育労働者・自治体労働者・「障害者」解放戦線・女性解放戦線、社細胞など総計20本の発言を受けた。全議案を採択したのち労働運動の最前線で闘う同志が閉会宜言・団結ガンバローを行い、4時間を超える歴史的な党員総会を締めくくった。

6)すべての同志の皆さん。11・6革共同関西地方委員会党員総会は革共同中央の07年7月テーゼおよび23全総を頂点とする綱領的路線的変質と「関西WOB」強行や「11・6政治局決定」に見られる規約無視のスターリン主義約組織運営を徹底的に弾劾し、真の革共同を再建する闘いを断固として開始した。現場の細胞活動を基礎とせず、中央への一致=中央追随のみを強要する中央指導は、「細胞と中央は同格である」という革共同の組織論とはまったく無縁である。
 すべての同志の皆さん!そして革共同とともに歩んできたすべての友人の皆さん!革共同関西地方委員会は、すべての同志・友人の皆さんが反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命の旗のもとに固く結集し、革共同の革命的再生に向けてともに立ち上がることを心から訴えます。

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