革共同中央指導部会議メモ(08年1月)

〔T〕冒頭事項

…………略………

〔U〕08年決戦への突入のもと、労働者階級の怒りの総決起を実現し、帝国主義の危機と攻撃をプロレタリア革命に転化するために、階級的労働運動の白熱的実践へ、真一文字に突き進もう。

(一)08年SNGとその実践的深化としての1・6提起のなかで、今革共同は党として、三全総を提起した時点での党的決断と飛躍に比するような、とてつもない大きな〈飛躍と決断〉に「立たされている」。それはみずからの党として切り開いた地平のうえで、決定的に迫られている〈飛躍と決断〉である。 そのひとつは、革命的情勢の急速な接近に対応する、党としての生死をかけた飛躍である。  革命的情勢の急成熟は、29年大恐慌以来の世界金融大恐慌の現実化の音をたてた進行のもとで、資本家階級と労働者階級は、体制をかけての階級闘争・階級戦争に、完全に突入している。
 すでに07年において、この革命的情勢に対応する労働者階級の階級意識の流動・高揚がはじまり、革命党は、帝国主義・資本主義の危機と攻撃に、今や、プロレタリア革命の戦略とスローガンを真っ向から対置して闘いぬくことが求められている。さらに真の階級的な闘いの運動・組織路線は、革命の戦略・スローガンにもとづく階級的実践、階級的宣伝・煽動なしに本質的核心的にはなりたたないのである。  革命的階勢下において、革命の戦略を対置すること、これを理論・思想として確認するだけではなく職場生産点での実践のなかでつらぬいていくこと、であり、ここには大変な飛躍が求められるのである。しかしこれは絶対にやらなければならない。07年は、この闘いが開始され一歩一歩前進してきたのだ。今日の革共同が直面している決定的課題はここにある。07年は、SNGを出発点に、3・18を突破口に、この飛躍に挑戦し、前進してきた。08年には、この大きな飛躍を全面的に実現するか、否かが、革共同に問われている。 塩川一派は、この必須不可欠の革命的飛躍をまえに、革共同から逃亡し、敵対者に転落したのだ。

(二)いまひとつの飛躍は、上記と不可分一体であるが、革共同は、5月テーゼ以来、19CC、20CC、6J以来の苦闘的経験、さらに新指導路線の苦闘的前進をふまえて、階級的労働運動路線をうちだし、全党あげての実践にむかっている。とりわけAD革命を決定的突破口として、きわめて自覚的に「労働者階級の解放は労働者階級自身の事業である」というマルクス主義の根幹をなす基本的考え方を、実体的全面的に実践し、挑戦している。これを、党の組織論の基本を基本細胞におき、「中央委と基本細胞」を骨格とする党のあり方かをつくりだすものとして明確にされてきた。
 ここでの核心は、革命の主体は労働者階級であるということを、理念のみならず、現実的に実現していくということである。それは「言うは易く、行うは難し」である。重要なのは、労働者階級という実体性が決定的であり、運動と組織化自体が、労働者階級の自己解放闘争の内実・形態をとおして展開され、実働的なものになっていくという点にある。それは階線移行的な大変な自己変革としてある。
 この変革はいかにして可能か。結論はただひとつ、じっさいに全身から、階級的労働運動の創成のための闘い、職場生産点における労働組合運動づくり、組織づくり、党づくりの闘いにのめりこんで闘い、これをうまずたゆまず貫徹しぬくこと、これ以外にない。  これは権力・資本との死闘であり、体制内労働運動との具体的な死闘である。階級的労働運動路線の推進とは、現実の歴史的存在としての革共同にとって、全党がひとりの例外もなく、このすさまじい飛躍をなしとげていくということが核心である。こうしたなかで、ひとりひとりの党員の自己変革をかちとっていくのである。
 それはゼロからの出発ではない。動労千葉労働運動として、戦後労働運動史、戦後革命運動史の成果、経験を継承しつつ、反帝・反スターリン主義の新しい闘いを創造してきている。そしてこの間の動労千葉に学ぶ青年労働者・学生を先頭とする全党的な闘いの着手と積み上げがある。
 この飛躍をほんとうに全面的にかちとっていくことは、決してなまやさしいことではない。

(三)党の第三次分裂・三全総以来の全経験、全成果を継承し、発展させつつ、上記のふたつの飛躍をなしとげ、あらためて新しい党をつくりだすような闘いをやりぬかなければならない。
 1912年にレーニン・ボルシェビキがプラハ全国協議会をなしとげたような飛躍を、革共同もラセン的に実現しなければならない。
 ※ロシア革命史的にいえば、『何をなすべきか』以前的な闘いの膨大な作業をしつつ、なお同時にプラハ協議会的飛躍を実現していかなければならない。

 階級的労働運動の白熱的実践の内実は、動労千葉を先頭に上記の飛躍を不可分一体に実現し、革共同の労働者党としての創成と確立をやりぬき、それをもって革命的情勢への党の戦略的準備をなしとげよう、ということである。
 この闘いの困難と飛躍に、塩川一派はおそれをなし、脱落、逃亡、敵対におちこんだのだ。この『党内闘争』の階級的基準を明確にして、塩川一派を打倒し、08年決戦に突入しよう。
 塩川一派の分裂策動には、革命的情勢のなかで階級が党にもとめるものへの積極的革命的回答はなにもない。ただ階級的労働運動路線の大きな飛躍性についていけない小ブルたちの反発や不満だけが、養分であり、動力となっている。階級的労働運動を白熱的に前進させ、塩川一派を容赦なく打倒し、党の革命的団結を、革命にむかってかちとろう、ということである。

(四)以上の党の飛躍を、1・6総会では、階級的団結論を総括軸にした階級的労働運動の白熱的実践として、一切のごまかしやあいまいさを排して、全党に決定的に求めたのである。
 「階級的労働運動の白熱的実践」の主体的実践的決起はどこから生まれるのか。それは、2007年の階級闘争が切り開いた壮大な世界革命に向かっての国際階級闘争の団結した力である。それは、動労千葉労働運動の中からアメリカ、韓国、沖縄労働運動と結合し、発展した力である。
 こうした動労千葉労働運動の力と実践をふまえ、とくに「階級的団結論」の圧倒的深化と、それと結合した「絶対反対論」が一つのものとして、決定的組織化の武器である。
 いまひとつ、7・7思想についてより明確にしなければならない。7・7思想とは、マルクス主義の革命的再確立によるプロレタリア世界革命論であり、帝国主義・資本主義の労働者階級の分断攻撃に対する、国際的階級的団結論であるということである。
 これに対して、血債主義・糾弾主義は、労働者階級の分断攻撃に屈服し、階級的団結を拒否することで、プロレタリア世界革命を永遠の彼岸にする、反マルクス主義の極致である。それゆえに、それは階級的実践の徹底的な放棄であり、体制内勢力、体制内労働運動への追随と屈服となる。
「7月テーゼ」での武装が、08年前半決戦のカギをにぎる。

(五)党、とくに指導部は、SNGとともに、1・6が提起と討論がうみだした路線と地平を絶対に死守し、一歩も後退させてはならない。  1・6をもって、全党に大きな変革と新たなエネルギーが生まれている。当面の闘いにおいて、階級的労働運動のごまかしのきかない白熱的死活的実践にただちに突入することである。第2次国鉄決戦を先頭にして、教労の不起立闘争をはじめ4大産別、全産別において、動労千葉型労働運動を職場生産点で実践し、団結をつくり、組合権力獲得をめざし、組合的拠点や拠点細胞の建設に全力をあげて突入することである。  そこに求められるのは、地区党建設に結びついたきわめて目的意識的な闘いである。
 階級的労働運動路線の基軸にあるマル学同・マル青同1000人建設を革命的情熱と執念をもってかちとることである。
 徹底的な細胞討論をとおした階級の指導部への飛躍である。
 階級にねざした宣伝・煽動のあくなき飛躍である。とくに〈宣伝・煽動〉の全党的な変革と飛躍について、当面の4大産別決戦において全力で闘いとらなければならない(→後述する)。

〔V〕08年決戦突入とともに、帝国主義の危機はさらに未曾有の激化をとげ、
   マルクス主義の立場からの時代認識の確立が決定的に求められている。

(一)金融恐慌爆発と米帝危機の悪無限的爆発。

 サブプライムローン問題で発した世界金融恐慌の現実化のもとで、年頭から世界同時株安の激化している。1・22東京株式市場で日経平均株価が全面株安展開となり、前日比で一時651円に急落し、1万3000円を下回った。前日には欧州主要株式市場で、01年9・11以来の軒並み大幅急落している。当日、アジア市場でも韓国、台湾、上海、香港、インドなど大幅続落。
 翌日ニューヨーク市場でも大幅下落(1・22は休日)。これをうけて米連邦準備理事会(FRB)は、FF金利を0・75%の大幅切下げの緊急措置を発表。
 東京市場では、トヨタなどの自動車をはじめ輸出関連企業が大幅下落、また東京外為市場の円相場は、一時1ドル=105円台の円高、さらに対ユーロでも円高となる。

 以上に先立ち、1・18に米帝・ブッシュは、最大で16兆円(1500億ドル)に上る緊急の景気対策の骨格を発表した。個人所得税の戻し税と企業向けの法人減税の2本柱と、とくに50万人の雇用創出を見込むというものである。
 しかし、これは金融危機の爆発をおそれ、1・28の一般教書演説をまえにおいつめられてでてきた。効果が期待できずという失望感から、NY株は59ドル続落し、1万2000ドルとなっている。

 さらにそれに先立ち、サブプライムローンに関連して、1・15に米大手銀行、シティグループは、07年10〜12月決算で、222億ドル(約2兆4000億円)の損失を計上。1・17には米大手証券、メリルリンチも141億ドル(約1・5兆円)の損失計上。さらに米大手証券モルガン・スタンレーも94億ドルの損失、赤字に転落。
 欧米大手銀行20社の関連損失は、何と計1000億ドルを超える。さらに損失は激しく拡大する。これに対してシティへ、シンガポール政府投資公社、クウェート投資庁から計145億ドルの大規模増資を実施。メリルリンチへとみずほコーポレートから計66億ドルの出資。
 この中で、原油の1バレル100ドル台の高騰、金・穀物などの商品市場への巨額な投資マネー・フォンドの乱入。
 さらに米の実体経済において、国内総生産の約7割をしめる個人消費が激しく減速している。昨年12月の小売売上高は減少し、さらに設備投資も鈍化している。同じく12月の住宅着工件数は14・2%減の100万6千戸。
 1・17GMは、工業従業員の何と約6割の約4万6000人削減(早期退職勧奨)を発表。
 この中で、ドル急落の加速化、さらにニューヨークをはじめ全世界での株の下落が、はてしなく進行している。
 以上の米帝国主義の没落的崩壊と世界金融恐慌の切迫がなにをもたらすか。最末期帝国主義のもとでの、すさまじい帝国主義間の“死闘戦”である。

 それは世界戦争への米帝国主義のイラク侵略戦争の破綻のもと、とくにイラン侵略戦争への突入を決定的に加速させている。とくにイランへのブッシュの戦争挑発政策は、中東歴訪などで激烈化している。パキスタン情勢、アフガニスタン情勢は、すさまじい戦争的泥沼化の様相となっている。
 こうした侵略戦争と国内階級矛盾が爆発のもとで、大統領選挙情勢が民主党候補をめぐって、激動的大流動となっている。

(二)日本帝国主義の末期帝国主義と福田政権

 世界的株安のなかで、とくに日本株からの資金退避が鮮明化している。トヨタ、ホンダ、キャノンなどの輸出産業の「優良株」が激しく下落している。世界金融恐慌の切迫は、帝国主義の〈最弱の環〉としての日帝をおそっているのだ。
 この中で福田政権は、防衛省疑獄などの危機をかかえながら、臨時国会で対テロ特措法の強行し、1・18より通常国会が開始された。
 その施政方針演説は、冒頭より、「徹底した行財政改革の断行」を叫んでいることが重大である。そして「公務員の意識の改革」とともに「2008年度4000人以上の公務員の純減」を強調している。
 さらに「経済成長戦略の実行」をおしだしている。このことを、08年経労委報告と一体でみるならば、『成長戦略』とは、まさに「生産性向上」であり、一方では「企業は労使の運命共同体」の絶叫による現代版「産業報国会」運動と労組解体、総額人件費削減と「非正規雇用化」の徹底的貫徹であり、他方では、「生産性向上」をさまたげる「公務員制度のあり方の原点にたちかえって見直す」ことをとおして、「4000人以上の純減」から200万人へのクビキリ・リストラであり、国家丸ごと民営化の推進、4大産別での労組解体攻撃なのだ。
 重要なのは、さらに続けて『生産性向上』のための「地域経済の再生」と、「地方分権改革の議論の加速化」、「道州制導入についての国民的議論」をうちだしていることである。これにともない「農地政策の改革の具体化」も「生産性向上」の一環にしていることは重大である。
 さらに、危機にかられて、『社会保障制度の解体』、「消費税を含む税体系の抜本的改革」と大反動をふりまいていることである。  また「一般法(派兵恒久法)を明確にうちだしている。そして臨時国会では引っ込めていた「改憲」を持ち出している。「憲法について国会のしかるべき場で、国民投票法の審議過程で積み残された諸課題や改正する内容」について着手すると言っていることである。

 この日帝・福田の動向をみるならば、まさに4大産別決戦を突破口に、08春闘を階級的労働運動をもって闘い抜き、「攻めの改憲決戦」を爆発していく、SNGの当面の方針が、いかに正鵠を得たものであることは明らかである。→日帝福田論を、1〜3月、とりわけ3・16闘争論として、さらに全面的に暴露し、のぼりつめていく。

〔W〕12月―1月決戦で、塩川一派打倒、08年決戦への戦闘的突入を。

(一)12・23関西党員総会、24中四総会、08年SNG、1・6首都圏党員総会を塩川一派との激しい対決して闘ってきた。
★12・25、関実代表永井さんオルグ。動労千葉旗開きへの参加を確認。
★12・28、百万署名運動首都圏担当者会議で松本との対決論議開始。
★12・29、三里塚現闘総会で、@11・18文書弾劾、A塩川・椿除名支持、B階級的労働運動路線で闘う、3項目決議をあげる。
★1・6党員総会は、階級的団結論の全面的な提起と他方での小ブル自由主義に対する徹底弾劾。権力の首都圏総会敵対を粉砕。
★1・7―8、三里塚現闘新年号学習会。天田が参加し全力討議。とりわけ関西問題に論議が集中。
★1・9中央執行委、二つの金丸メモと三里塚現闘総会決議を主体的に報告することを怠った金丸に対する弾劾。金丸は、自らの非を認め三里塚現闘01を辞任。
★1・9(水)5・27国労臨大弾圧裁判プロジェクト会議を始動させる。この間の闘いは弁護団の中に米村(事務局員)解任やむなしの分岐をつくりだした。
 葉山&西村を説得、プラスして大口、佐藤を必死のオルグを通して獲得しつつある。さらに浅野、河村、小島、萱野を獲得できる。問題は一瀬は根が深い。
★1・11、三里塚現闘臨時LCで三里塚現闘新体制を〇〇体制とすることを確認。
★1・12(土)動労千葉旗開きの成功、分・民攻撃を粉砕した20年間の闘いの地平で動労千葉の密集した組織的団結をかちとる。全支部長が平成採獲得・組織拡大を発言。
 関実永井さんが参加し発言、関実と動労千葉の連帯を心からうたいあげていた。北原さんは、動労千葉労働運動と同盟の労農連帯論を全面展開。特に、革共同の塩川一派との闘いを自覚し、新しい力で、新しい体制で、新しい運動を起こそうと相当熱っぽく大演説を行う。
★1・13三里塚現闘旗開きを戦闘的に闘う進さんの08年三里塚闘争は、現地闘争を爆発するために総力をあげたい。そのために、農民闘争論、労農連帯論をさらに真剣に構築する。裁判も現地闘争を爆発させる観点で闘うという発言は象徴的。
★1・14シートン、全員が松本を弾劾。特に塩川一派に利する実践を行っていること、三里塚破壊、百万署名運動破壊、動労千葉敵対は断じて許しがたい。全員の総意で活動停止処分と本社へ通って自己批判を行うことを決定した。松本は、活動停止処分を受け入れた。
★1・14、三里塚反対同盟進さんへ三里塚現闘01の辞任と本社での自己批判中を報告。絶句。11・18文書と金丸メモを読んで貰うことを確認。さらに進さんと中央が三里塚現闘勝利への全内容で討議していくことを確認。
★1・14動労千葉弁護団総会。5・27国労臨大弾圧裁判米村問題で全面討議を開始。

★1・18反軍総会。06年3・14以降2年間討議してきたが何一つ前進なし。「この党に居られない」(長岡)、「党として反軍総括を出すことがなければ討議できない。清水にあわせろ」(村山)、「分裂集会の報告集は親近感を感じる」(青山)。反軍総括は階級的労働運動路線として提起したことが最大の総括だ。11・18以前の論議とは違う。それは党破壊に走っている塩川一派を弾劾打倒することが一切の前提。三里塚現闘の現状を縷々説明。坂木、岩倉、井口は、この三人に対する活動停止処分を政治局に要請する。
★1・19(土)三里塚反対同盟進と再度討議へ。15(火)の市東裁判で突き付けられている問題について、天田も傍聴にいて怒りをもって対決できかったことを自己批判した。
 また、08年決戦方針として、現地攻防を軸にして十重二十重の闘いの陣形を構築することを積極的に確認した。3000人決起の激は、11月T万決起の階級的労働運動の力をもって三里塚3000人動員を実現することと、三里塚3000決起の力は11月1万決起を実現する力となることを積極的に確認した。日帝の農業・農民切り捨て攻撃を帝国主義の攻撃のなかに統一的に位置づけ暴露すること。これらの論議は、党と進さんと一体となって論議を継続していくことを確認した。  金丸の自己批判が終了したら、一党員として三里塚に戻して欲しいという要求があった。これについては、本社常任として三里塚の勝利のために全力で闘うことになると思うと返答しておいた。
 ※別項
 関実・反対同盟旗開き(1・20)―萩原さんは「2回も現闘の責任者が代わった。同盟の意見も聞いて進めてほしい」と言っていたそうだ。
★1・19(土)入管の再建に向かって会議を行う。参加、相原、中原、大沢、桐野、坂木。別紙それぞれからレジュメが提起される。しかし、相原の提起は全く不十分で、全員から全面的な批判が行われる。相原のなかにあるNSF−KSF終わった論。入管01と言いながら在日を組織することをネグレクトするあり方、組織的には高山と同じだ、入管の細胞の力で困難を打開する細胞性の欠如。他方での能力主義、この考えは私党化に通じる考えだ。地区党移行を相原が何故率先して貫徹しないのだ、おかしい。NSF−KSFを塩川一派との激突かけて断固開始することを確認した。
★1・20都委員会総会
 障解委(地区党建設)をめぐり、東部からの『塩川一派打倒・弾劾』のアピール。さらに1・14拡大西部地区委員会討議と2名の弾劾、活動停止へ。

(二)とくに松本意見書批判・弾劾をさらに強める。
 松本は、今からみるならば、5月テーゼ以来の階級的労働運動(国鉄闘争)の実践において、その重さ、激しさに屈し破産し、無責任に投げ出している。この実践における主体的総括を拒否し、その破産を開きなおるために百万運動(改憲闘争)に逃げ込んだのだ。許しがたいのは、今度は百万運動=改憲阻止闘争論を階級的労働運動や動労千葉と対抗したものとして理論づけ、本質的に小ブル市民運動主義にのめりこむのだ。それはマルクス主義を決定的に欠落させた階級的労働運動路線とは根底的に異質であり、マルクス主義に敵対するものへと純化していくのだ。つまり改憲闘争をめぐる理論においても根底的に破産するのだ。それば「革命か反革命クーデターか」を「ファシズムか民主主義か」にゆがめ、小ブルインテリの体制内的護憲論にはてしなく転落するのだ。松本は、実践と理論の両面で決定的に破産し、これを唯物論的につきつけられ、ついに塩川一派の身も心もよせるおぞましい残骸になりはて、しかもその行動において反革共同、反動労千葉にのめりこんでいる。
 松本は、おぞましき「意見書」を撤回し、徹底的に自己批判することを、再度通告する。
 ※坂本の弾劾文書について、全党の回覧を。
 松本を打倒し、塩川一派をさらにおいつめる闘いこそ、百万署名運動を巨大な大衆運動として圧倒的に再建し、「攻めの改憲闘争」として発展させることである。全党は総決起しよう。

(三)部落解放同盟全国連合会について。
1)拡大中央委員会について(牧瀬、真弓報告)
@久保田・石嶺が革共同を脱党し、糾弾闘争の先頭にたつと宣言。
A真相究明会は、「自民党、社青同解放派、解同」も呼びかける。
 →2月24日関西規模の真相究明会を行う。
Bこれにたいして西郡支部は、発言妨害を打ち破り、激しい野次を粉砕し、毅然として住宅闘争への決起を訴える。
Cこのことは、ついに部落解放同盟全国連合会をめぐって明確な革命的分岐が始まったことを戦闘的に確認する。
 民営化反対=応能応益家賃制度絶対反対を訴える。
*1・23狭山要請行動
 小森・楠木が「狭山闘争以上に重要なことがある」として「広島事件に対する革共同糾弾行動」を呼びかける。長野の青年が「玲ちゃんが闘うと言っている。一緒に闘おう」と青年に訴える。拍手まばら。品川支部、茨城県連は広島問題触れず。杉並支部は発言なし。
2)革共同VS部落解放同盟全国連合会の対決をそのままエスカレートさせるのではなく、部落解放同盟全国連合会内においての分岐と変革をつくりだす闘いへ。
3)DS総会(12/23)「スターリン主義反革命への転落の道か、革命的共産主義の再確立の道か」文書を全面的弾劾する。〜別紙。

(四)関西の塩川一派との闘い
1)「7月テーゼ」こそ、プロレタリア世界革命への綱領的路線的武器。各組織の全面的な学習会を含めて相当しっかりやりきる。全組織を「7月テーゼ」パンフでゴリゴリに武装する。
2)部落解放同盟全国連合会をめぐる攻防が最大の決戦
3)階級的労働運動の実践でかちぬく。
4)当面の重要課題として、TSD細胞の組織的中核の固めなど。

(五)5・27国労臨大弾圧裁判闘争
 弁護団事務局の米村問題は、塩川一派と闘いの最前線であり、本質的には、5・27国労臨大弾圧裁判闘争を現在の階級的労働運動路線で国家権力と激突して階級裁判として発展させるのか否かが問われている。ここにおいて、断じて一歩もひかない。したがって、5・27国労臨大弾圧裁判の核心は、被告の階級的団結であり、それをとおして国労を再生し、4大産別の階級的団結へと拡大していくことにある。 弁護団と事務局問題とは、5・27国労臨大弾圧裁判運動の大衆的拡大によって解決し、かちぬくことができる。 *「有能な弁護士」論粉砕、わが党における弁護士認識の転換をおこなう。労働者性の刻印。
※別項
A5・27裁判闘争の全面的発展をかちとろう。
 すでに確認したように、塩川一派打倒の闘いと弁護団の獲得は、なによりも5・27国労臨大弾圧裁判の大衆的発展をかちとることにある。会員の組織化(賛同1510、国労組合員78)の現状を全面的に突破する。国労での全力をあげた組織化へ。国労共闘は、被告とまったく同じ当該である。
 米村追放を非妥協的に貫徹する〜1・25(→26)会議。裁判長の交代と新たな決戦的段階・局面に突入。

〔IV〕塩川一派打倒へ、1−3月決戦に猛然と決起する。

 冒頭の階級的労働運動路線の白熱的実践への全党の全面的飛躍の戦取のもとで、とくにその組織的実践のいっさいの基軸こそ、マル学同1000人、マル青同1000人の絶対的建設であることを確認する。
 同時に、1〜3月、さらには08年決戦も、3・16闘争の爆発によって決せられる。11月1万をまたずに、それに徹底的に迫る大結集をかちとることである。

(一)1・20の三労組11月集会総括会議は圧倒的に成功した。田中委員長の提起。2労組、とくに高氏の提起は重要。デモの討議では、三労組は戦闘的デモは賛成。しかし、三労組共闘であらかじめ打ち合わせの必要ありで討議が進行、戦闘的積極的に止揚した。職場生産点の闘いと組織化の教訓を確認して08年11月へ向かうこととした。3労組は塩川一派との死闘のいまひとつの最前線である。
 ここで敢えて三労組共闘強化のために動労千葉型労働運動を全国的発展させることである。その基礎中の基礎は、DC物販闘争であり、5・27許さない会の組織化であることをはっきりさせたい。この点で各組織にあまりに凹凸がありすぎる。データは、すでに通達等でだしてある。
※以下は見出しのみ。略

(二)末期帝国主義に対する実践的回答として階級的労働運動を全面的に爆発をかちとる。08春闘の革命的戦取へ、階級的労働運動の白熱的実践へ〜全体として3・16大結集への目的意識的闘いとしてかちぬく。

(三)第2次国鉄決戦を先頭に4大産別決戦の爆発へ〜階級的団結を強化・拡大し3・16大結集へ。

(四)百万署名運動の全面的圧倒的推進をかちとろう。

(五)MSL建設

(六〉いっさいを3・16イラク反戦5周年・全国闘争へ。決起を

(七)塩川一派と闘い、3・30を頂点にいっさいの闘いの爆発をかちとる。

(八)横須賀闘争

(九)反戦共同全活

[X]サイモン報告

[Y]革共同建設諸課題

[Z]スケジュール

〈以上〉

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