国鉄1047名解雇撤回闘争勝利!国労5・27臨大闘争弾圧と闘う
東京南部労働者集会の呼びかけ

 昨年12月以来の裁判長交代や弁護団解任等で中断されていた国労5・27臨大弾圧の公判が再開され、5月23日に再開第一回が、また6月20日には第二回公判が開かれた。2月22日の弁護団解任以来、新弁護団および松崎被告を除く7被告の要求である分離公判が実現し、これら2回の公判において、裁判官交代に伴う更新手続きが行われ、富田、東、小泉、羽廣、原田被告及び弁護団から、鈴木、葉山、山本弁護人の陳述が行われた。この間の弁護団解任と裁判分離という分裂事態の中で「許さない会」もその存続はもはや不可能な状態となり、新たな裁判闘争支援の組織が求められることとなった。1047名解雇撤回闘争は闘う闘争団をも含めて、解雇撤回を要求から取り下げ、動労千葉を排除した4者4団体による「政治解決」という屈服路線へ転落しようとしている。
 その一方で、JR会社は人減らし合理化の結果もたらされた要員不足の矛盾を取り繕い、覆い隠すために、将来展望をまったくもたない「ライフサイクルの深度化」という、労働者使い捨てを強行しようとしている。これに対して動労千葉は「第二の分割・民営化と闘う、反合理化・安全保安闘争」を掲げ、JR資本による人減らし、合理化政策と真っ向対決して闘いを進めている。にもかかわらず国労をはじめ、動労千葉以外のJRの全ての組合はこのような会社の合理化に対して全く闘いを放棄し、組合員をJR資本に売り渡す行為を重ね、組合員への裏切りに終始している。
 いま世界のさまざまな地域で労働者が、金融恐慌とインフレ、飢餓と格差・貧困の限り無い拡大に対して、農民・漁民と連帯して闘いに立ち上がっており、このような中にあって、真に闘う人々を中心とした新たな国鉄闘争への結集と、「労働運動の力でこんな社会を変えよう!」と呼びかけている青年労働者の闘いと結合した闘う労働運動が求められている。
 このたび我々東京南部地域に働く労働者は、従来の「許さない会」に代わる新たな国労5・27裁判闘争支援、国鉄闘争支援運動の再構築と発展を目指して、「国鉄1047名解雇撤回闘争勝利、国労5・27臨大弾圧と闘う東京南部労働者集会」を開催することとなった。
 南部地域で働く労働者のみならず、多数の人々に参加を呼びかけます。

南部労政会館 第3会議室 JR大崎駅南改札口5分
7月25日(金)午後6時30分開場
国鉄1047名解雇撤回闘争勝利!国労5・27臨大闘争弾圧と闘う
南部労働者集会
基調報告/動労千葉からの特別報告/被告団・国労共闘からの決意表明 など
主催:国鉄1047名闘争勝利!国労5・27臨大闘争弾圧と闘う南部労働者集会実行委員会
連絡先:東京都品川区大井1−34−5河野ビル3F なんぶユニオン
                  TEL 03−3778−0717

以上

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