《当サイト管理者から》
 この文書は、組織内コードとして「全国業務報告」と銘うっているが、政治局による会議指導メモである。清水丈夫氏と天田三紀夫氏の合作である。ここでは2007年4月の杉並区議選にかんする部分のみ掲載する。3・14U反対派にたいして軍事行動を含む打倒闘争を異様なまでに強調していることが、きわだっている。「二度と立ち上がることが出来ないように恥多き完膚無きまでの敗北を強制する」と最大級の檄を飛ばしたが、4月の選挙結果は周知のとおりであった。【 】内は管理者による註。

全国業務報告(抜粋)

【T】冒頭事項
【U】3・18を頂点とした1〜3月闘争の地平を踏まえ、4〜6月決戦へ
【V】杉並区議選を先頭に4・22まで10日間の蜂起戦に決起しよう

(一)4・7総決起集会は、意気高く成功した。かってない戦闘的な団結がかたまった。なにがなんでも必勝のために総決起しよう。
 杉並区議選は、3・14蜂起への反動が密集し、まさに3・14革命の貫徹がかかった闘いとなった。3・14蜂起反対派が、急速にネットワーク化し、選挙をもって、再結集し、組織だった公然とした反動策動にうってでてきた。この3・14蜂起反対派の許しがたい敵対的登場は、全体が、今日の階級情勢と3月行動への動と反動の階級的激突性を示す。

(二)統一地方選前半戦が示したことは何か。
※とくに千葉県議選で、吉川ひろし氏(無所属)は、2位の高位当選・17,714票をかちとった。反対同盟と現闘の執念の勝利である。3・14蜂起反対派を打倒して新体制のもとでかちとった偉大な勝利でもある。

(三)杉並区議選情勢
 杉並区議選・相模原市議選へ10日間決戦として極限的動員と決起をかちとろう。突破すべき課題は、選挙は、最後の最後まで徹底的に蜂起戦として闘うことである。北島勝利は、2名【註 結柴誠一氏と新城節子氏の2人】の打倒と一個二重の闘いとなり、またこの考え方で2週間をやりぬくことが、実際の勝利をかちとる道である。
 名簿を固めに固める攻撃的活動こそ、最大の防御である。階級移行し敵対し党破壊活動を行ったすべての反党勢力が一堂に会したことは心臓部を射抜き粉砕し抜く最大のチャンスである。5月テーゼ―階級的労働運動路線の全面的発展、すなわち、日本革命―世界革命がかかった決戦である。勝利までトコトン闘う。

(四)相模原、高槻、西郡、勝浦情勢

(五)改憲投票法案粉砕闘争へ→4・11闘争爆発へ

【W】戦後基軸帝国主義米帝体制の崩壊、迫り来る世界戦争の危機に対して如何に闘うか。

【X】3・14蜂起反対派との闘い

(一)高杉問題【浅尾松則スパイ問題】についての基本方針の形成
 ※高杉徹底弾劾、『前進』で公表する準備に入る。
  そのためには、やはり全党の路線的一致が前提である。【註 革共同・中央派は浅尾スパイ問題をいったんは公表すると決定しながら、その後ついに公表しないままとなった。なぜなのか?】
  3・14蜂起反対派にたいする体制を構築する。【註 3・14U反対派にたいするある種の軍事行動を検討したことを示唆している。しかし、計画はとん挫し、ついに発動されることはなかった。なぜなのか?】

(二)杉並区議選をめぐる3・14蜂起反対派の動き
 @▽の動き
 A▽▽(▽▽▽の連れ合い)の動き
 B◇の動きと◇◇の見解
 C□、□□の動き
 D□□□の動き
 E総じて、3・14蜂起反対派が組織だって動いていると判断すべき。

(三)3・14蜂起反対派の主張を徹底的に弾劾し打倒する。
 5月テーゼ―新指導路線(階級的労働運動路線)に対する憎悪と敵対。
 これが最大に反革命である。労働者階級解放闘争の否定。
 動労千葉労働運動を罵倒。このことは、3労組共闘否定、3カ国連帯闘争への敵対である。
 選挙闘争的には、労働者階級をブルジョアジーへ投降を組織する運動への転落である。
 3・14蜂起反対派との闘いは決定的な綱領論争、路線闘争である。二度と立ち上がることが出来ないように恥多き完膚無きまでの敗北を強制することである。

 

【Y】弾対報告
【Z】4―7月イデオロギー組織建設決戦
【[】党建設決戦
【\】スケジュール

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